むずかしげなFRBって、なんだろう?


FRBが日本経済に与える影響

FRBが様々なアメリカ国内の経済指標を定めることにより、日本経済にも影響を及ぼすことがあります。なぜアメリカ国内の経済指標が日本経済に影響を及ぼすのか、それは日本を含め先進国の大半がアメリカに経済的な依存状態にあるからなのです。

日本経済に特化して考えてみると、日本は資源のない国なので、当然アメリカから資源を買い、できた製品をアメリカに売ります。自動車や電気製品がいい例ですよね。つまり日本製品を売ろうと思えば、購入客が多いアメリカの経済状況がよくないと、アメリカの国民が商品を買ってくれない、そのため日本の企業も売り上げが下がって、不景気になるというわけです。

FRBはアメリカ国内の経済指標を定めていると言いましたが、定めた方針に従って国内の景気を浮揚しようとさまざまな政策を実施します。例えば銀行が一般市民に貸し付けている住宅ローンについて、不良債権化している部分を買い取って銀行を救済したり、銀行へ融資をすることにより、金融市場へお金を流し、国民の購買意欲を高めるための政策を実施します。住宅建築が伸びると、当然電気製品などの関連製品の売り上げもアップしますから、日本企業の電気製品や太陽光発電システムも売れるようになり、日本経済も潤います。

昔のことわざで「風が吹けば桶屋がもうかる」という経済の循環を風刺した言葉がありますが、FRBも日本経済にとっては「風」のような存在なのです。もちろん追い風もあれば、向かい風もあるので安心はできません。