むずかしげなFRBって、なんだろう?


FRBの議長コメントで世界経済が動く?

FXを中心に、投資をやっている人であればFRBの名前を聞く事は珍しくありません。むしろ色々勉強してくると、FRB議長の一言で、通貨の価値が大きく動くことがあると、注意をするようになるでしょう。通貨とは直接関係ないように思える日経平均なども、FRB議長の一言で暴落したり、跳ね上がったりということも珍しくありません。

そもそもFRBとは連邦準備制度(Federal/Reserve/Board)の頭文字を取って呼ばれるもので、アメリカの金融政策の最高意志決定機関です。アメリカドルは、世界通貨の基準ともされており、その通貨をFRBがどう動かすかは通貨の売り買いに多大な影響を及ぼしています。近年で大きく話題になったのは「量的緩和の縮小」発言です。

これはアメリカ経済が落ち込んだため、雇用条件をよくしたり、積極的雇用を促そうとFRBが、資金を多く市場へと流通させていた方針を、その逆に変更する方針でした。この発言の裏側には、最悪だったアメリカ経済も復興し、少しずつ雇用条件なども良くなってきたので、それまで市場にどんどんと流しいれていた資金を縮小するという「ほのめかし」だったのですが、この一言でかなり大きな通貨価値の変動がありました。

流通ドルが少なくなると、市場経済が悪くなるかもしれないという発想から、一時的なリスク回避として、円高になってしまったのです。この量的緩和発言は、あまりに大きな影響を与えたことから、時期を見計らって行うこととなり、実質延期とされ、現在はアメリカの経済指標発表結果によって、実施日が決まることになっています。この状況を世界各国が注視している状態です。