むずかしげなFRBって、なんだろう?


FRBと経済市場の関係

FRBはアメリカ国内の経済に必要な指標を決めるための重要な機関です。アメリカの経済を活性化したり、低迷しているときは底上げを行うために、公定歩合の引き下げや引き上げなどを行い、経済市場をコントロールしようとしています。

現在のアメリカ市場は、いつ景気の減速が起きてもおかしくはないと言われています。以前起きたサブプライムローン問題が何とか収拾でき、民間の銀行もFRBが行っている量的緩和政策の恩恵を受け、自らの資産力を強化しつつ、一般市民が利用できる投資やローンの商品を多数販売して、国内の消費需要を掘り起こし、国内の景気を上向きにさせようとしています。

実際、今までのFRBが行ってきた政策により、アメリカ経済は好景気の時期を迎えています。アメリカ市場が景気が良い状態になると、余った財産をもっと増やしたいという資産家も増え、当然アメリカ国内で投資熱が高まり、やがてアメリカ国内で生じた余裕のある資金は、別の国の市場に向かうことになります。

ブラジル、トルコ、オーストラリア、インドなどの株式や債券が最近注目を浴びています。いわゆる「新興国市場」と呼ばれる場所ですが、これらの国は経済成長が著しく、適度なインフレ傾向であることもあってそれぞれの国の通貨を運用すればさまざまな為替の差益を得ることができます。これも、FRBが公定歩合をコントロールすることで、アメリカドルに対して新興国通貨の価値が高まるようなコントロールをし、新興国通貨への投資熱をさらに加速させています。新興国=アメリカの新たな経済市場と言うこともあって、FRBはアメリカの世界的な経済政策を推進するためにも一枚かんでいるというわけです。